匈奴(呉音:くぬ、漢音:きょうど)は

紀元前5世紀ごろから5世紀にかけて北アジアに存在した強大な遊牧民族、および、それが中核になって興した遊牧国家を指す。モンゴル高原を中心とした北アジアに一大勢力を築いた。また4ー6世紀の間、東欧や地中海諸国に侵入したフン族と同族あるいは重要な集団構成要素であるとする説も有力である(Hungnu、フンヌ)。匈奴の民族としてはモンゴル系、テュルク系などの諸説があるが定説は無い。特定の民族の集団ではなく民族の連合体という説や、匈奴の名前は民族名ではなく政治集団の名前であるという説もある。後世の遊牧集団や遊牧政権、遊牧国家の実態から想定するに、政権の核になった中核遊牧集団の名前であると同時に、そこに他の遊牧集団や狩猟民、定住民の集団を取り込んだ複合的な遊牧国家の名前でもあったと解するのが妥当性が高そうである。この名称の遊牧集団は、かなり早い時期からモンゴル高原に存在していたようだが、記録が無いためにはっきりとしたことは解らない。紀
update:2009年09月14日